第8回目 ≪変動金利・固定金利どちらがいいの?≫
【マイホーム購入講座 第8回目】
変動金利・固定金利どちらがいいの? 住宅ローンの選び方教えます
こんにちは。大野宅建の大野です。
今回はマイホーム購入講座の第8回
『変動金利・固定金利どちらがいいの?住宅ローンの選び方教えます』というテーマでお話します。
住宅を購入する際に、ほとんどの方が住宅ローンを利用して
購入される予定だと思います。
この仕事をしていますと、お客様から
『変動金利と固定金利どちらが良いと思いますか?』
とご質問を受けます。
よって、今回は変動金利と固定金利の特徴をお話しし、
お客様の住宅ローン選びにお役立ていただきたいと思います。
まず、住宅ローンという商品は、都市銀行・信用金庫・公庫等
さまざまな金融機関から多数の融資商品がありますが、
大きく分けて【変動金利】と【固定金利】という商品にわかれます。
※ここでの固定金利はフラット35等の35年固定の長期間固定金利を意味します。
【変動金利の特徴】
・現在、固定金利よりも金利が安い(0.675%~)
・年に2回金利の見直しがある(金利が変動する可能性がある)
・5年ごとの返済額の見直し(5年間は返済額が一定。但し利息と元金の割合が変動する)
・125%ルールというものがあり、5年後の返済額の見直しの際に、
今まで支払っていたローン額の125%を超えないようになっている。
・金利が変動するので、長期的な返済計画が不確定。
【固定金利の特徴】
・固定期間中は支払額・利息が変わらない
・現在、変動金利より利息が高い (1.47%) 平成27年3月現在
※フラット35SのAタイプを利用できる場合、当初10年は0.87%
・金利が固定されるので長期的に安定した返済計画が立てられる。
これらの特徴をみますと、
変動金利を選ぶ方が、毎月の返済額は安くなります。
ただし金利の変動リスクが伴います。
固定金利を選ぶ場合は、
毎月の返済額は変動金利より高くなります。
ただし金利の変動リスクはなくなりますので安心できます。
結局のところ、変動金利を選んだ方が良いのか、
固定金利を選んだ方が良いのかは、
将来の金利の動向によって、どっちが得だったかが変わるので、
35年経ってみないとわかりません。
ただし、過去の金利動向を見ることはできますので、
こちらのグラフをご覧ください。
民間金融機関の住宅ローン金利の推移
この金利推移をみる限りでは、
平成7年頃から低金利がずっと続いています。
でも、将来的に何かのきっかけで急に金利が上がりだすということも
考えられますので、どうなるのかわからないのが現実です。
当社をご利用頂くお客様では、変動金利を利用されている方が
多いですが、中には将来の安心を買いたいという事で
固定金利を選ばれているお客様もいます。
最終的にはお客様の判断となりますが、
シミュレーションをお作りして、
住宅ローン選びのアドバイスはさせて頂きます。
変動金利だったら、返済額いくらぐらいになるか?
固定金利だったら、返済額いくらぐらいになるか?
比較したシミュレーションを無料でお作りできますので、
住宅ローン選びで迷っている場合は、
お気軽にご相談下さいませ。
もし、ご説明の中でわからない点がありましたら
お気軽にお問い合わせください。
有限会社 大野宅建
横浜市中区本牧町1-2
TEL045-624-0033