新婚の間取りはどうする?新婚の新居(一戸建て)の選び方
新婚の間取りはどうする?新婚の新居(一戸建て)の選び方
これから共同生活を始める新居の選び方は、新婚カップルにとって大変重要な問題です。新居は夫婦が幸せな時間を過ごせるかどうかを決めるだけでなく、子供の成長にも関係します。新居を構えるのであれば、将来増える家族のことも頭に入れながら、自分たちにぴったりの間取りを考えましょう。
そこで今回は新婚カップルが一戸建てを購入する際の広さや間取りについて、チェックしておきたいポイントをご紹介します。
【ポイント1】夫婦の生活リズムやスタイルを考える
新居で必要とされる部屋の広さや間取りは、2人が日常どのような過ごし方をするのか、どのような生活スタイルであるかによって異なります。
夫婦の生活リズムやスタイルが異なる場合、夫婦共通の部屋の他に自分専用の部屋が確保できれば理想的です。
例えば、夫と妻が共稼ぎで一方の職場が夜勤や泊まり、あるいはシフト勤務の場合は勤務時間が異なるため、同じ部屋で寝起きするとお互いに十分な睡眠を取れないことも考えられます。
また、お互いが別々の趣味を持つ場合、1人の時間や自分だけのスペースを持ちたいと思うかもしれません。自分の部屋を設けることにより、パートナーに気兼ねなく趣味に没頭できるメリットがあります。
【ポイント2】収納スペースを確保する
独身時代の持ち物が2人とも多い場合、新居への引越し後の片付けに苦労することが考えられます。片付けを後回しにすることも1つの方法ですが、乱雑な部屋では家族でくつろげません。物が散らかった家に友人を呼んでも、気分が落ち着かないでしょう。
そのため、新婚生活をスタートさせる前に、不要な物や2人とも持っている物は処分するなど、物を減らす努力をすることが大切です。一般的には妻の方が衣類などの持ち物が多いといわれますが、持ち物が多すぎる場合は一部処分しましょう。
物を減らした上で、自分たちが本当に必要とする収納スペースはどの程度なのかを考えていきます。夫婦の持ち物を収納するスペースが十分確保できる間取りになっているか、玄関やリビング、寝室にクローゼットが備えられているかをチェックすることが重要です。
【ポイント3】将来増える家族のことを考える
新婚カップルが新居選びをする際、将来のことまで考えずにその場の勢いで物件を選んでしまうケースも少なくありませんが、「子供は何人欲しいか」などのライフプランを夫婦で話し合ってから物件探しをスタートしましょう。
赤ちゃん1人を家族に迎えるだけでも、乳児用の生活用品や衣類などの荷物が一気に増えます。将来、家族を増やすことを計画中のカップルは、夫婦2人だけの広さを確保するのではなく、夫婦が使う部屋と子供用品を収納できるスペースの両方を計算に入れることが必要です。
子供部屋を用意するかどうかで迷う方もいるとは思いますが、子供部屋という「個室」を設けることにとらわれず、リビング空間で勉強や遊びができるスペースを設ける考え方もあります。そのため、広いリビングが確保されている間取りも選択肢の1つとしておすすめです。 最近では、子供が生まれる・家族が増えるなどによって生活スタイルに変化が生じても、可動間仕切りで室内をうまくレイアウトすることにより、柔軟な間取りが可能な新築物件も登場しています。予算に余裕があればこのようなプランを検討してみることも良いでしょう。